南仏、音楽つれづれ日記

南仏での生活、音楽、旅行などのんびりと記していきます

テスト生ビザ取得

7月12日にビザ申請にフランス大使館へ行ってきました。10時に予約したけど、自分の順番が回ってきたのは10時40分くらいでした。7月ということもあり、非常に混んでいました。

フランス人男性が担当で、書類出しておっけ〜Merci!じゃあ指紋取ります〜写真撮ります〜!と、あっけなく終了。ものの10分もかからなかったと思います。本当にちゃんと見てるのかなあと心配でしたが、ひとまず安心。大使館にまた行くのは大変なので、ゆうパックを用意してパスポートは郵送してもらいました。

 

それからちょうど1週間くらいでパスポートが自宅に届きました。毎日、まだかまだかとそわそわ、頻繁にポストをチェックしていましたが、思ったより早く届いて、心底ほっとしました。ちなみに、ビザの写真が載っているのですが、横に引き伸ばされていて顔がぱんぱん笑。

まあそれはいいとして、あとは荷物詰めなくては。

テスト生ビザ

今日はビザについて書いてみたいと思います。

 

私はテスト生ビザという種類の学生ビザを申請します。いわゆる学生ビザではないのは、入学証明書をまだ手に入れていないから。というのも、フランスの公立の音楽院の場合、語学学校と違いフランス現地で受験して、受からなければ入学証明書がもらえないのです。そこで、テスト生ビザという選択肢があります。これがあれば、向こうで受験して、合格後に手続きをすれば現地で1年分の学生ビザとして有効になる、という感じです。まぁ、合格できなかったら帰国しなければいけないので結構ヒヤヒヤものですが。笑

そして、このテスト生ビザを申請するのに、鍵を握るのが「受験証明書」です。学校からこれを普通にもらうだけでも時間がかかるのですが、内容としてさらに

・受験するコースの名前

・受験の日程

・受験する本人の名前

・学校の公式の印鑑、サイン等々

が書いてあるように、とCampusfrance のホームページに書いてありました。色々なブログで、とにかくフランスは仕事がゆっくりで、その上ヴァカンスが重なる時期は手続きが立ち往生して、結局受験証明書がビザ申請に間に合わなかった、というのを聞いていたので冷や汗ものでした。とにかく学校の事務にその旨を伝えるべくメールをして頼んでみたのですが、ある時から返信がピタリとこなくなってしまい、、ありったけの勇気を振り絞って学校の事務に国際電話したら、「質問するならメールして下さい。」と。メールする→返ってこない。泣

 

仕方ないので、習おうと思っているピアノの先生に頼み込んで、なんとかオリジナル(多分私のためにわざわざ作ってくれた)受験証明書を送ってもらうことができました。ちゃんとこちらの希望の通りに作ってくれて心底ホッとした、、

本当に、念には念を入れて、とにかく自分の要求を明確に、早めに、でも丁寧に伝えることで、上手くいく可能性が高まるということを学びました。日本にいてこれをひしひし感じたから、きっとフランスではびしびしに感じるんだろうなぁ。笑

 

そんなこんなで、手続きに手間取っていたのと、この時期は特に混み合うのとで、大使館のビザ申請の予約が遅くなり、7月12日になってしまいました。出発まで1ヶ月きりました。ギリギリといえばギリギリですが、きっと大丈夫と信じます!!信じるしかないです。